薄毛は遺伝のほかに、ストレスも原因に
育毛剤にはいろいろな種類があります。目的が育毛・発毛であっても、そこに至るまでのプロセスについては、千差万別。というのも一口に薄毛といっても、原因は遺伝であったり、あるいは栄養不足やストレスなどであったりするからです。
つまり、薄毛の原因の分だけ、それに合った効果を持つ育毛剤が存在していると言えます。もちろん育毛剤の利き方も、個人差があることを認識しておきましょう。
薄毛になる危険が高い、4つの原因
薄毛の原因は細かい部分まで見ていくとキリがありませんが、大別すると以下の4つに分類することができます。
■血流改善・血行促進
毛髪を作る毛母細胞は、血液から栄養分を得ています。血流がスムーズになると、それだけ発毛サイクルもスムーズに行われるようになります。つまり血管を拡張することで血流を改善し、頭皮の血行を促すのです。
血行促進効果を持つ成分としては、血圧降下剤として使用されていたミノキシジルや、局所血管拡張作用のある塩化カルプロニウムなどがあります。血流改善・血行促進を望むのであれば、これらを配合した商品を使いましょう。
また、センブリエキスやチョウジエキスなどの漢方・生薬などで同様の効果が得られる育毛剤もたくさんあります。
代表的な商品:ロゲイン、リアップ、フロジン液、カロヤンシリーズ、サクセス
■5α-リダクターゼの阻害
5α-リダクターゼとは、男性型脱毛症(AGA)の原因のひとつであるDHTを生成する酵素のことです。この酵素は、男性ホルモンであるテストステロンに働きかけ、脱毛因子であるDHTに変換してしまう作用を持っています。そのため、男性型脱毛症(AGA)治療には、この5α-リダクターゼの作用を阻害する成分を配合した育毛剤を使用します。いわば抜け毛のもとを遮断するので、薄毛対策には非常によいといわれています。
代表的な商品:フィナステリド、プロペシア、5α-R、ディグニティ バイ スカルプD
■ 皮脂の過剰な分泌を抑制
皮脂は、頭皮を外部刺激から保護してくれる分泌物です。よって常に適量分泌されている状態が望ましいのですが、ストレスなどが原因で必要量を超えた皮脂が分泌される場合があります。余分な皮脂は毛穴に詰まり、それが炎症となって、毛根にダメージを与えることにもなりかねません。この皮脂の分泌量を抑制し、正常な状態に戻す効果のある成分には、カンゾウ根エキス(グリチルレチン酸)やニンジンエキス、アロエエキスなどの植物系成分があります。
代表的な商品:黄金宮、スカルプD
■頭皮の保湿
抜け毛や薄毛などの頭髪トラブルを予防するには、なんといっても頭皮をよい状態にしておくこと。特に乾燥した頭皮は、炎症が起きやすくトラブルにつながりやすいものです。毛根がダメージを受ける前に、しっかりと予防しておきましょう。
カサついた頭皮にうるおいを与える成分には、ホホバ油や馬油などのオイル系成分のほかに、柑橘系エキスなどがあります。これらを上手に使用していくことが大切です。
代表的な商品:インディアン伝承シャンプー、ウーマシャンプー、黄金樹、柑気楼